推薦者の声

探偵事務所様にインタビューしていただきました(一部変更して掲載させていただいております)

Q はじめに、弁護士高宮先生と渚探偵事務所は、どのような経緯で知り合ったのですか?
◇高橋様

高宮先生は弊社のことを、お客様(林様)の報告書を介して、知って下さいまし
た。

林様は、奥様の浮気を疑っており、ある調査会社に調査依頼をしましたが、はっきりとした証拠が得られなかったそうです。諦めきれず、再調査を検討し、弊社へ調査依頼して下さいました。その後の調査で、奥様の浮気の証拠を押さえることができ、お子様の親権を獲得することができました。

このとき弁護してくださったのが、高宮先生だったのです。

後日、高宮先生からお電話をいただいたときには、「あの!あの高宮先生だ!」と当事務所も沸き立ったほど。「父親の親権獲得」という難しい案件を弁護してくださった高宮先生に、このようなインタビューに応じていただき、大変感謝しております。

 

◆高宮

いいえ、こちらこそ、お声かけいただき光栄です。
林様のケースは、父親の親権獲得という難しい弁護ではありましたが、渚探偵事務所の調査報告書があったからこそ、成し得た結果だと、いまでも思っています。

私は離婚専門の弁護士です。数多くの男女間の問題に携わっています。それは同時に、調査会社から出される調査報告書を見る機会が非常に多いということでもあるのです。

そんな中でも、渚探偵事務所から出てきた調査報告書は際立っていました。その調査報告書を読んで、はじめてGKの存在を知りましたが、弁護士の視点からみて、完ぺきな調査報告だったのです。

 

Q 高宮先生は、渚探偵事務所の調査報告書のどのような点を「完ぺき」と評価したのですか?
◆高宮

弁護士にとって事実は、武器です。武器なければ、戦えません。その点、渚探偵事務所の調査報告書は、優秀な武器です。

渚探偵事務所の調査報告書からは、強く訴えてくるものがある。これは重要です。「ここまで裏を取るかぁ?」というくらい、とことん証拠を取って、膨大な資料をもとに調査報告書が書かれている。なにも、弁護士を突き動かすのは、正義感だけではありません。こういった事実の積み上げも欠かせません。

具体的にいえば、渚探偵事務所の調査報告書には、主観的表現が一切ない。弁護士は、<事実>と<評価>を分けて考えなければなりません。たとえば、「手をつないで」というのは<事実>ですし、「ふたりは仲睦まじくあるいて」というのは<評価>です。このように、文章表現ひとつで、読む人の心証はおおきく左右されます。裁判というのは、すべて証拠。弁護士にとって、偏った表現(バイアス)は必要ないのです。

 

 

Q その調査報告書作成に関して、高宮先生と渚探偵事務所との間で相談や連携があったのですか?
◆高宮

いいえ、まったくありません。そもそも、渚探偵事務所のことは調査報告書を見るまで、知りませんでしたから。

依頼者のプライバシーに関わるので、詳細はお話しできませんが、もともとは1年近くに渡り、林様から離婚相談(有料)を受けていたのです。その後、ある調査会社で成果が得られず、30社ほどを比較検討し、依頼したのが渚探偵事務所でした。渚探偵事務所の作成した調査報告書をもって、ふたたび私のところに相談。そして、受任。最終的に親権の獲得ができました。

私は渚探偵事務所の調査報告書が、林様の3つの裁判(子の引渡仮処分、慰謝料請求訴訟、離婚裁判)のすべてをなぎ倒し、念願の「子の親権」を獲得できたと思っています。一般的に父親が親権を獲得するには相応の証拠が必要です。今回は、それに見合う品質の調査報告書があったから親権が獲得できた、と私は感じています。

 

Q 弁護士事務所来る依頼者は、解決や和解を求める人が多いのではないのですか?
◆高宮先生

いいえ。その逆です。円満解決を求めている方は、弁護士事務所にやって来ません。浮気をしている確信があっても、証拠がなければ、相談するだけにとどまり、弁護士に依頼しません。

むしろ、円満解決を求めている方は、探偵事務所に行くのではありませんか?

 

◇高橋

必ずしも、円満解決を望む方だけとは限りませんね。戦う姿勢の方もいます。ただ、共通しているのは、「白黒をハッキリさせたい」という思いが強いということ。

浮気調査をして、シロ(浮気の事実はなかった)なら関係修復をしますし、クロ(浮気の証拠が出た)であれば、その後弁護士に相談するケースが多いです。

そもそも、浮気調査では、クロを立証することはできます。しかし、シロを立証することは難しい。たとえば、1か月の間、浮気調査をして「証拠が出ればクロ」と言い切れますが、「証拠が出ないからシロ」とは言い切れません。それは、「その1ヶ月間は、浮気をしていなかった」という事実の証明にしかならないからです。

そこで、「証拠が出るまで、辞めるに辞められない」という不安を逆手に取って、調査の延長を打診する調査会社もあると聞きます。

 

◆高宮

お客様の不安を煽るようなアプローチは、あまりよい方法とは思いませんね。

 

◇高橋

そのようなこともあってか、多くの方にとって、探偵事務所は怪しさ満載の場所に映るようです(笑)問い合わせするまでも、相当悩まれる方が多いですね。
弁護士の場合には、そのようなことはありませんよね?

 

◆高宮

さすがに、怪しさ満載というのは、あまり聞きませんね(笑)
ただ、弁護士を選んだ理由で多いのが、「知り合いから紹介された」です。このとき、弁護士の専門が、依頼者の問題と合っており希望どおりの解決ができれば良いのですが、依頼者の希望と合ってない場合はお互いに不幸になってしまう。その意味では、探偵事務所と同様に、自分に合った弁護士に依頼するべきです。「弁護士も、選ぶ時代」になってきているでしょうね。

 

Q 高宮先生ご自身のご経歴にについて、お聞かせください。弁護士を志したのは、どのようなきっかけがあったのですか?
◆高宮

私が大学4年生だった22歳のとき、父が経営する会社が倒産しました。
当時、実家は東京都港区南青山という土地にあり、まぁ、世間的にいえば、一等地。周囲からもお坊ちゃんと見られていたわけですが、それがある日を境に、一家離散の憂き目に。

父は、4つの会社を経営していたのですが、すべて倒産。母は仕事に就けず、弟は高校生。兄は歯科を学ぶ大学生。大学を卒業する私が稼がなければならなかったのです。

それからは死に物狂いで働きました。
新橋駅地下の中華料理店で油にまみれながら1日12時間、手取は月15万円。お金はほとんど母に渡しました。その生活が3年間続きました。
中華料理店に就職する前、しばらくの間、父の会社の顧問弁護士の手伝いをしました。彼はすべての借金の窓口になってくれており、私もその事務所で債権者リストなどを作成する手伝いをしていました。

倒産ですから、なかには反社会的勢力のような方もいたりして、まぁ、いろんな人が入れ代わり立ち代わり、やって来るんです。ときには、家の中にもそんな風体の人が入ってきたりして。ついには、母が大事にしていたピアノや絨毯は持って行かれ、飼っていた家族同然の犬はモルヒネを使って別れなければならなかった。当時、まだ幼かった弟は泣きわめいている。自分たちが尊敬していた父と母が、ボロボロになっていくのを目の前で見なければならなかったのが、辛かった。

そんな中、顧問弁護士は私たち家族の矢面に立ち、気丈に対応してくれました。

それを見ていた私は素直に、「格好いい仕事だな」「弁護士になれたら」と思ったのです。
しかし、現実はちがいます。私は中堅私大の経済学部を卒業した身。「弁護士なんて、なれるはずない」と思い込んでいました。ちょうど、卒業から3年経った25歳のことです。

 

Q 大変なご経験をされたようですが、それらの経験があったから、弁護士を目指して勉強をはじめたのですか?
◆高宮

あるとき、母に言ったんです。
「オレ、弁護士になるわ」「弁護士の予備校にいく」と。弁護士の勉強って難しいんですよね。自力ではムリ。予備校に通わなければならない。

当初、からかっていた母も、次第に私の真剣さにほだされたようで、「もう仕事はやめなさい」「あんたからもらってた毎月のお金、全部取っといてあるから、これを使って予備校に通いなさい」と言ってくれました。そうして予備校に通い始めたのが、26歳。試験は6回落ちました。7回目で、ようやく合格。そのときすでに、32歳。そして、父親になったばかり。

いま、弁護士業ができているのは、あのときの顧問弁護士のおかげです。あの弁護士が、私のヒーローだったんです。あの方に追いつけ追い越せで、どうにか7回も受験できた。いまでも、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

Q その後、離婚専門の弁護士となりました。弁護にあたって、心がけているようなことはありますか?
◆高宮

私は依頼者に乗り移って考えるようにしています。依頼者に感情移入して、依頼者になりきって対応します。
一般的に法律家は、依頼者に「感情移入してはいけない」と教わるんですね、弁護士予備校でもロースクールでも。でも、それはちがうと、私は思うのです。

 

Q なぜ、学校で教わる「感情移入してはいけない」というのを、ちがうと思うのですか?
◆高宮

ひとつは、依頼者に感情移入していると、客観的な視点を見失うことがあるため。冷静に状況を判断できなくなったり、証拠を集めることもできなくなってしまう。

もうひとつは、自分を守るため。
病を治療する一部の医師に似ていると思いますが、弁護士も悩んでいる人や深い傷を受けた人を受け止める職業ですよね。毎日、思い悩んでいる人と向き合っていると、その気持ちが移ってしまうことがあるのです。感情移入していると、自分も巻き込まれて、いわゆる「うつ状態」になってしまうことがあります。それを未然に防ぐためにも、感情移入しないことを推奨されるのです。ですから、私たち弁護士は、法律的な部分だけに限って対処するよう教わるのです。

そんな教えを私は、否定していました。学生のときから。

 

Q 高宮先生は、「依頼者に感情移入したほうが良い」と思われている?
◆高宮

はい、そう思っています。
いま、離婚専門の弁護士として、抱えきれないほどのご相談をいただけるのは、感情移入しているから。当事者だと思って、接している結果だと思っています。

依頼者は、感情移入して欲しいんです。わかってくれる弁護士を求めている。
私は依頼者に乗り移って考えます。もう、24時間、ひたすら考えてます。起きているときは、ずっと。トイレに入っていても、シャワーを浴びていても。もしかしたら、寝ているときでさえ、考えているかもしれません。

たとえば、子どもを奪われたような抜き差しならない状況に直面したら、弁護士も本気にならないと勝てないと思いませんか。裁判で想定しうる様々なケースをシミュレーションします。まるで、シナリオを考えるかのように考えます。

今回の林様のケースも、まったくそう。奥様に子どもを連れて行かれた。結果的に、父親である林様に親権を勝ち取ることができましたが、林様の気持ちに近づけなければ、裁判で勝てませんよ。それはもう、戦争を仕掛けるような気持ちでやっています。相手のイヤなところ、突かれたら痛いところを徹底的に調べあげて、証拠を取って、裁判を起こす。さらに、その裁判を踏み台にして、次の裁判を起こし、徹底的にやっつける。

最終的にみなさんに言っていただけるんです。「先生のような弁護士をさがしていました」と。うれしいんですけど、最初から来てもらえると、もっといいんですけどね(笑)

 

Q 調査会社としての渚探偵事務所の評価をお願いします
◆高宮

林様の件では、完ぺきな調査報告書によって親権の獲得ができました。これだけの調査報告書ができる探偵事務所は、私は知りません。ですから、先日も私のたいせつな依頼者のひとりが、調査をしたいと言ったので、迷わず渚探偵事務所を紹介しました。今後も、調査会社を探している方には、勧めるつもりです。

弁護士にとって、事実は貴重な判断材料です。その事実をしっかりと調査できる調査会社は、もっと評価されるべきです。弁護士も選ぶ時代なのですから、自分に合った調査会社や探偵事務所を選んでほしいですね。

 

取材日時 2015年8月

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