ダブル不倫で慰謝料の請求を受けた事案
初回相談日
2014年12月
終結日
2015年12月
依頼者の性別・年代・職業
20代男性 会社員
相手方の年代・職業
20代男性 会社員
主な争点
ダブル不倫の解決方法
解決までの期間
1年
ご相談にいらしたきっかけ
勤務先の既婚女性と4回ほど性的関係をもったところ、女性の夫から400万円の慰謝料裁判を起こされた。
弁護士の関与
性的関係を示す証拠が複数あったため、関係を認めた上で慰謝料の減額を主張したところ、200万円の判決が確定した。もっとも、男性も既婚者であったため、その妻と男性が共同原告となって妻側から慰謝料200万円を男性側から求償権100万円を既婚女性に対し請求する裁判を起こした。
解決結果
既婚女性と男性らとの間で150万円の和解が成立した。
解決のポイント
ダブル不倫の場合、不倫に気付いた方が慰謝料を請求してくるが、この場合まず配偶者の協力が得られるかを検討する(なかなか難しいと思うが・・・)。協力が得られればこちらの配偶者から不倫相手に対し慰謝料を請求すれば、「相殺」ということになる。もっとも、協力が得られたとしても、相手が「どうぞ勝手に請求しろ。私には関係ない」と言われてしまうと、「相殺」はできなくなる。本件はこのケース。だから、裁判を二つやって、結局痛み分けということになった。
20代の最新記事
サラリーマンの最新記事
- 暴力夫から子どもとの面会交流を求められていたが、直接の面会交流を否定できた事例
- 妻が子どもを連れて別居を開始したが、妻と子どもが戻ってきた事例
- 早期の離婚を希望しており、10日で公正証書を作成して離婚が成立した事例
- 妻の浮気相手に対し慰謝料を請求し、慰謝料180万円を獲得した事例
- 慰謝料判決を根拠に子の親権、養育費、慰謝料150万円を獲得した事例
- 慰謝料の減額に成功した事例
- 子を妊娠した後の婚約破棄で強気の交渉結果相場より高い慰謝料と認知を獲得した事案
- 公務員男性が突然家を出た妻と離婚について争った事案
- 妻が子を連れて別居した事案
- 妻が子供を連れ去って別居した事案
- 妻が子供を連れ去って別居した事案